入学式の季節、クルマにふなれな新1年生が交通事故にあわんように!ってのがみんなのねがいだ。これは一銀行であるOK銀行もおんなじで、愛知県内のぜんぶの小学校の新1年生に『ママとよいこのこうつうあんぜん』っていう小冊子を配布したげな。各校を代表してあんじょう中部小学校で小冊子の贈呈式があったっていく記事が、ちゅうにちにのっとった。
◇ ◇
あんじょう中部小学校などに交通安全の小冊子 - OK銀行が寄贈
OK銀行は、社会貢献活動として、交通安全の小冊子を愛知県内全小学校の新1年生7万人にくばる。各校を代表してあんじょうし大東町のあんじょう中部小学校に目録をおくった。冊子「ママとよいこのこうつうあんぜん」は、みぎがわ通行や交通標識、自転車ののりかたなどをこどもむけにまとめ、愛知県警が監修した。
あんじょう中部小学校はことし2015年1月、全日本交通安全協会から交通安全の優良校の表彰をうけ、代表にえらばれた。贈呈式は2015年3月25日にあり、写真ひだりのOK銀行中島正史常務が写真みぎのあんじょう中部小学校石川良一校長に目録をてわたした。石川良一校長は「交通安全はこどもたちにはあたりまえのことだけど、冊子で再確認できるでありがたい」って感謝した。
2015年4月むいかの入学式で新入生113人にわたす。
愛知県内のほかの小学校には警察署をつうじて配布される。
2015.4.6 ちゅうにち
ママとよいこのこうつうあんぜん - 2015年度版
別冊付録=こうつうあんぜんレター - おじいちゃん、おばあちゃんにわたそまい!
制作=OK銀行
協力=愛知県警、愛知県交通安全協会
ご入学を祝して
おこさまのご入学、まことにおめでとうございます。
まあたらしい帽子とランドセル、ご父兄のみなさまにおかれましては、わがこがまあはい小学生かと感慨もひとしおのこととおよろこびもうしあげます。
いっぽうで、おこさまが事故なく無事に通学できるだらあかって、心配のたねもつきんことと存じます。
「こどもを交通事故からまもる」ためには、官民一体となったさまざまな対策はもちろんですけど、こどもをとりまくすべてのひとたちが交通安全にたいする関心をもち、つねにこどもたちをまもるっていう意識をもって行動することが、なにより必要じゃあないでしょうか。
愛知県に55店舗をおくOK銀行は、地域のみなさまにすこしでもお役にたてればとのおもいより、こんぱん、愛知県警ならびに愛知県交通安全協会のご協力のもと、この小冊子をみなさまへおとどけさせていただくこととなりました。
この小冊子がおこさまのかがやかしい未来のために、ほんで交通事故のないあかるいまちづくりのために、また交通安全マナーの習得のために、すこしでもお役にたてればさいわいです。
2015年4月
かぶしき会社 OK銀行
とりしまりやくとうどり 土屋嶢
保護者のみなさまえ
てしおにかけたおこさまのはれのご入学、おめでとうございます。
こころからおいわいもうしあげます。
さて、こどもが成長するにつれ、いろいろと心配のたねもうまれてまいりますけど、とくにみぢかで発生する交通事故については、心配がつきんこととおもいます。
2014年中の愛知県の交通事故死者数は、204人で全国最多っていうたいへんざんねんな結果となりました。また、年間4万6千件もの人身事故が発生し、ほれによって5万7千人をこえるかたがたが死傷するなど、交通事故をめぐる情勢は依然としてきびしい状況にあります。
こうした交通情勢のなか、交通かんきょうにふなれな新1年生はつねに危険にさらされとるっていっても過言ではありません。
いままでは、どこへいくのも保護者のかたといっしょであったのが、1年生になりますとひとりでともだちのいえへいったり、自転車を利用するようになるなど、行動範囲がおおはばにひろがり、交通事故にあう危険性がたかまります。
わたしどもはこうした危険からおこさまをまもるため、くにや自治体などと協力して安全なかんきょうづくりにつとめておりますけど、とくにたいせつなことは、日常生活のなかで保護者のみなさんひとりひとりが、わがこにたいしくりかえし交通安全の具体的なしつけ教育をすることや、つねにただしいおてほんをしめしてみせることではないかっておもいます。
おこさまの入学を機会にただしい交通ルールについて、わかりやすくまとめたこの小冊子を、交通事故防止に役だてていただければさいわいと存じます。
どうろをわたるとき
ほどうきょうがあるときは、ほどうきょうをわたりましょう。
みぎとひだりをよくみてくるまがこんかたしかめてからわたりましょう。
〔保護者のかたえ〕
道路はかわにたとえられます。かわをわたるいちばん安全なはしが歩道橋で、ほのつぎに安全なはしが横断歩道です。道路をわたるときは、かならず歩道橋か横断歩道を利用するようにおしえてください。
「歩道橋をわたりなさい、横断歩道をわたりなさい」っていっても、保護者のかたが実行せにゃこどもはまもりません。こどものために、いつもただしいてほんをしめしましょう。
◇ ◇
あそびざかりのこどもに、はしるな!だの、みちにひろがったりふざけたりするな!だの、歩道をあるかにゃいかんぞ!だの、こまごまとしたことなんかいいたくない。できや、自由奔放にそとであそばせてやりたい。でも、クルマ社会の現代じゃあほんなわけにはいかんだよな。
こどもたちには、どんなことにきをつけにゃいかんかおしえてやらにゃいかん、交通規則をまもるようみほんをみせてやらにゃいかん、ほんで、クルマを運転するときはこころやさしい運転をするようにせにゃいかんだ。