なみだなくしてはうたえん曲だわ。
(さんこう)
- 誰か故郷を想わざる歌
- 誰か故郷を想わざる (歌) - Wikipedia
- 誰か故郷を想わざる(たれかこきょうをおもわざる)は、1940年発売の戦時歌謡曲。
- 作詞、西條八十、作曲、古賀政男、歌、霧島昇で、1940年1月20日、日本コロムビアから発売された。歌のヒットにより、新興キネマより同名映画が公開された。 ふるさとを遠く離れ、友と遊んだ野山や、嫁ぐ姉を見送ったさびしさなどを回想する思いを、流麗なメロディーに乗せて歌う。西條・古賀・霧島それぞれにとって代表的なヒット曲となり、晩年に至るまで霧島は懐メロ番組などでよく歌っていた。
- タイトルは「故郷を想わない人はいない」という意味の反語であるが、当初、こういった点が難解すぎてヒットしないと判断され、慰問用レコードとしてすべて戦地に送られたという。ところが戦地で望郷の想いやみがたい兵士の間で大ヒットし、内地に逆輸入された。慰問に訪れた渡辺はま子がこの歌を歌うと、居合わせた畑俊六大将から末端の兵士まで等しく泣き渡辺も思わずもらい泣き、満場涙に暮れたというエピソードもある。