難航のすえにエジプトの仲介でやっと実現したガザにおけるイスラエルとハマスの停戦だったのにね。停戦期間をさいしょの予定の72時間から延長することなく、また戦闘状態にはいったげな。
(ロイターの記事)
- パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの72時間の停戦は2014年8月ようか、延長合意が成立せんまま終了した。ガザからイスラエルにむけてロケット弾が発射されたことへの報復として、イスラエルがわがガザ空爆を実施した。
- パレスチナがわの医療関係者によると、ガザ市のモスク付近にイスラエルがわが砲撃し、10才のおとこのこが死亡。イスラエルでは、ガザからの迫撃砲でふたりが負傷したって警察があきらかにした。
- イスラエル政府高官は、ハマスによる砲撃がつづいとるあいだは、パレスチナがわとの停戦交渉はおこなわんってのべた。
- イスラエルがわはこれにさきだち、停戦の延長におうじるかまえがあることをあきらかにしとった。
- 一方、ハマスがわは停戦延長を拒否したけど、協議はつづける意向をしめしとった。
停戦まえにはイスラエル軍による地上侵攻もあって、2014年7月ようか以降のガザ地区の死者数は1,865人にものぼっとったっていう。戦闘再開でまたこの数字がふえるのか。
(さんこう)
- イスラエル軍地上部隊、ガザ全面撤収…停戦発効:国際:読売新聞(YOMIURI ONLINE)(エルサレム=上地洋実さん)|2014年08月05日 20時20分
- パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、イスラエルとイスラム主義組織ハマスとのあいだで2014年8月いいつか午前8時(日本時間おんなじひの午后2時)、みっかかん、72時間の停戦が発効した。
- 停戦にさきだち、イスラエル軍はガザに展開しとった地上部隊の全面撤収を完了。1,800人以上の犠牲者をだした戦闘は、収束にむけた重要な局面にはいった。
- エジプト政府が2014年8月よっかに停戦をよびかけ、イスラエルとハマスがおうじた。イスラエル軍はまあはい、ハマスがテロ攻撃につかう地下トンネル30本以上の破壊を完了、地上侵攻の主要目標を達成したとしており、現在はガザ境界付近に展開して防衛態勢をとっとる。ネタニヤフ総理大臣は2014年8月いつか、「複雑な軍事作戦だったけど、できるかぎりをつくした」との声明を発表した。
- 一方、エジプトの調停による停戦では、停戦期間中にイスラエルとハマスの双方がカイロに代表団を派遣し、停戦交渉をおこなうことをもとめとる。ハマスをふくむパレスチナ自治政府の代表団はまあはいカイロいりした。
- イスラエルも、停戦が維持されやあ交渉団を派遣するみとおしだけど、双方の要求にはへだたりもおおきく、協議は難航も予想される。ガザの保健省によると、2014年7月ようか以降のガザ地区の死者数は1,865人にのぼる。
- ガザ軍事作戦続行を宣言 - イスラエル総理大臣:国際:中日新聞(CHUNICHI Web)(エルサレム共同)|2014年7月29日 08時10分
- アメリカのガザ停戦難航…アラブ諸国分裂、突破口なく:国際:読売新聞(YOMIURI ONLINE)(エルサレム=上地洋実さん、パリ=三井美奈さん)|2014年07月27日 10時33分
- イスラエルとイスラム主義組織ハマスの軍事衝突をめぐり、アメリカが主導する停戦調停が難航しとる。
- イスラエルとハマスの双方に停戦のはたらきかけができる「強力な調停役」の不在にくわえ、イスラエルに対抗してきたアラブ諸国が分裂し、停戦調停で一致した方向性をしめせん状況にあるためだ。
- パリでひらかれた国際会議は2時間つづいたけど、参加国は「停戦の延長をもとめる」(ファビウス・フランス外務大臣)にとどまり、調停の突破口はみいだせんかった。ハモンド・イギリス外務大臣は「死者の続出をくいとめにゃいかん。停戦を12時間から延長し、関係国の協議にむけて、信頼をつちかうべきだ」ってうったえた。
- ケリー・アメリカ国務長官は会議にさきだつ2014年7月25日、カイロでの記者会見で、「第2、第3の仲介者をとおして間接的に交渉をつづけており、時間がかかる」ってのべ、調停が順調でないことをみとめた。アメリカや国連とともに停戦を模索してきたエジプトのシュクリ外務大臣は、「イスラエルとハマスは、戦闘停止にむけた十分な意思をしめしてない」って批判。えいきょうりょく行使の限界をしめしたかたちで、エジプトはパリでの会議には参加せんかった。
- イスラエルよガザ地上侵攻をやめなさい! - あきひこの いいたいほうだい|2014/07/20
- ガザ戦闘で「戦争犯罪の可能性」 - 国連報告書:国際:中日新聞(ジュネーブ共同)|2015年6月22日22時27分 〔ついか〕
- ガザ戦闘で「戦争犯罪の可能性」 - 国連報告書
パレスチナ自治区ガザで昨年2014年なつおきた大規模戦闘での人権状況をめぐり、国連の独立調査委員会は2015年6月22日、イスラエル政府軍とイスラム原理主義組織ハマスの双方が「戦争犯罪をおこなった可能性をしめす十分な情報をえた」とする報告書を発表した。 - 調査委員会は昨年2014年9月、国連人権理事会に任命され、報告書作成にあたり、280人以上にききとり調査を実施した。イスラエル外務省は2015年6月22日、昨年2014年なつの戦闘で「イスラエル軍はたかい国際基準にしたがって行動した」などとする声明を発表、報告書に反論した。
- イスラエルは昨年2014年なつ、ガザからのロケット弾攻撃を阻止するため軍事作戦にふみきった。
- ガザ戦闘で「戦争犯罪の可能性」 - 国連報告書