名古屋市の人口をひとくちに200万人っていう。名古屋市のホームページでしらべると、2013年10月ついたち現在で227万人になっとる。むかしっからあんまりかわっとらんね。1969年に200万人をこえただけど、ほっから44年たっても27万人しかふえてないってわけだ。きょうのはなしはほれとはべつで、戦前の人口と戦后の人口の落差だ。戦前の最多人口が開戦のとし1941年の137万人で、戦后の最少人口が終戦のとし1945年の59万人だ。半減どころじゃない。43パーセントにまでへっとる。
人口が43パーセントにまでへっちゃう戦争ってなんだ。78万人ものひとがおらんくなっちゃう戦争ってなんだ。太平洋戦争でなくなったにほんじんは300万人にものぼるっていう。にほんじんをこんな戦争にひきずりこんだ、戦前のにほん政府やにほん軍の責任をとうこえをきいたことがないだけど、ほれはどういうわけか。国民ひとりひとりに「二度と戦争はおこしません」っていう呪文をとなえさせとるだけだ。
(さんこう)
- 中日新聞:なぜ市営地下鉄に環状線 - “大都市”予測し計画:なごや特走隊(CHUNICHI Web)(社会部・藤沢有哉記者)|2008年2月25日
- 都市交通審議会の審議記録はみつからんかったものの、1961年の答申の内容がわかり「名古屋市の都市造成が、わがくにでほかに例をみん飛躍的成果をおさめつつある」と明記されとった。戦災で1947年には人口が85万人にへった名古屋だけど、1955年には134万人に。答申では、名古屋と近隣市町村をあわせた1985年の人口を、350万人と推定しとった。
- 名古屋市の人口推移