2017年10月なのかようか、滋賀大学経済学部バドミントン部のOB会にいってきた。1日めの午前は希望者だけの近江八幡めぐりがあって、ふなあそびとロープヱー山頂からのみはらしをたのしんできただけど、こんかいはふなあそびのようすについて紹介する。
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集合時刻よりひとあしおさきに現地にとうちゃく。ひとりでまちあるき。ふぜいのあるまちなみがひろがる。近江八幡は近江商人のふるさとのひとつで、メンソレータムで有名な近江兄弟社の本社なんかもこのときみた。
(1) まちなみ
いしがきと土蔵とこだちにかこまれて八幡堀がみずをたたえる。
(2) ほり
いっぷくしたくてコーヒーののめるみせにはいる。コーヒーはついでにだしとるぐらいのもんで、ほんとは麩をうるみせだ。ちょうどこのひがこの界隈のおまつりのひってことで、おんなのひとたちがいそがしくしとった。おかみさんがおしえてくれたところによると、おまつりのとき限定でぎゅうにくいりのなべをだすとのことだった。さいしょはぶたにくを予定しとったのに、店主かだれかのつるのひとこえでぎゅうにくにかわって、採算度外視になっちゃったってなげいとった。おかみさんはよくしゃべるひとで、「このみせが高令のおんなのひとばっかりやとっとるのは、としのいったおんなのひとも、うちでくさとりしとるばっかりじゃなくて、社会に参加することがだいじだっていうおもいからだよ」とかまでおしえてくれた。こないだテレビでやっとった、認知症のひとばっかりをやとっとる「注文をまちがえる料理店」のことをこちらがいったら、やっぱりおかみさんもしっとった。共通するもんがあるね。いや、福祉のことまでかんがえてやっとるって、りっぱだわ。さて、まあじき集合時間だ。試供品でだされた麩もなかとちょうじ麩のからしあえのうち、ちょうじ麩のからしあえのほうをみやげにかって、みせをでる。
(3)、(4) 麩の吉井
集合ばしょからほりのふなつきばまでみんなであるいていく。さあ、ふなあそびだ。ひとりいくらだったかをはらって、ふねにのりこむ。
(5) ふねにのるとこ
ひとりでおさきにみたふうけいのとこをとおっていく。はしもくぐる。
(6) 前方、(7) 筆者
ほりのはばはひろくないだけど、ほかのふねがすれちがってくる。
(8) すれちがったふね(うしろ)
また、つぎのふねがすれちがってくる。
(9) すれちがい
また、はしをくぐる。はしげたはたかい。
(10) はしくぐり
ゆっくりいく、てこぎのふねをおいこす。やっぱりみんな救命胴衣きとるわ。
(11) これからぬくふね
まわりにふつうの住宅もあらわれてきたとこで、また、すれちがい。
(12) すれちがい
お、いくさき、だんだんになってひくくなっとるぞ。ここにくるまでわからんかったけど、ふねはいちおうほりをくだっとったらしい。ここを終点におりかえしていく。
(13) 終点、(14) おりかえし
ふなつきばは、われわれのふねがでたとこ以外にもある。ちょうど、さっきのかたのてこぎぶねからおきゃくさんたちがおりていくのがみえる。
(15) ほかのふなつきば
さかのぼって、しゅっぱつ地点にもどる。むこうはきばしでさえぎられとって、ここがほりめぐりの区間の最上流だっただ。きしべからあがって、ロープヱーのりばにあるいてむかう。
(16) 帰着
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(さんこう)